昨今、情報のインプットには事欠きませんが、
思いや感情のアウトプットはできていますでしょうか。
頭で思うだけよりも、言語化することで
自己認識や自己理解がグンと深まりますね。
男性にとって内面の言語化や自己表現は容易ではないかもしれません。
特に男性は、感情や感覚より
理性を重んじて生きてきた方が多いでしょう。
好きか嫌いかより
正しいか間違っているか。
心地よいか不快かより
必要なのか不必要なのか。
合理さ、理屈、義務、責任、結果
これらを軸に選択や決断をしてきた
振り返れば少し胸が痛むあの出来事も、
あれで良かったんだ
ああするしかなかったんだ、と
戒め、諦め、自分を納得させてきたことも
少なく無いと思います。
でも、人の心は単純ではなく、とても素直で微細です。
表では納得し容認できていたとしても、
自分の心だけは騙すことができないのです。
思いとか感情は
よくわからないし
考えるの面倒だし
気にしていられないし
気にせず今までやってこれたし。
これまでは、それで通用していました。
現実を動かしていくためには感情を消すことが理にかなっていたのです。
でも、役に立たない、と消し去った思いや感情が
消されたのではなく、抑圧され蓋をされていただけだとしたら。
これは、特級呪物を抱えながら生きているようなものです。
呪物というと怖く避けたくなるかもしれませんが、
あなたの尊ぶべき大切な一部なのです。
中年の危機とは
これまで認めることができなかった、無視し続けてきた未消化の部分が
静かに疼いてざわつく痛みなのですね。
大きく何かを変えようとしたり、捨てる必要はありません。
思いや感情は目に見えないものだけど
でも確かにある、大切なあなた自身なのです。
傷ついた部分は
癒され
浄化され
やがて昇華されていきます。
蓋をしていた呪物は
放出され
静かに消えていくでしょう。
それは、無理に向き合った結果ではなく
あなたが「感じること」を
ほんの少し許した先に起こるものです。
まるでパンドラの箱のように
最後に残るのは、希望。
箱は、無理に開けなくて大丈夫です。
今日は
あなたが「したい」と感じること
「したくない」と感じることを
ただ、ゆっくり味わってみてください。
いつもあなたの健やかさを願っています。
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